シールド買い替えるならどれ?‐オススメのスタンダードシールド‐
オススメのスタンダードシールド
”いい音”を求め始めたらシールドにも拘りを持つのも一つの手です。
しかしシールドはあまり試奏出来るものではないですし、どこから手を出せばいいのかもわからないと思います。
ですので今回は手持ちのシールドで比較的安価でスタンダード系のシールドを紹介したいと思います。
まずはこのあたりから試してみては?のシールドを5つ選んでみました。
目次
BELDEN – #8412
Belden#8412はスタンダードケーブルとしても人気で高価なケーブルにも引けを取らない音質です。
特性はフラットに近いですがミドルがやや色濃くなる印象で音のローエンドの再生力は高いですね。
音像もクリアな傾向で全体的に引き締まるイメージです。
とても使いやすいのでシールド選びに迷ったらBelden#8412を攻めてみましょう。
何かと比較や基準にされるケーブルですし支持者も多い定番シールドですのでまず間違いありません。
安価でいいシールドでしたら一番最初にオススメします。
Providence – B202 model
低音域を特に重視する4弦はもちろん、より広いレンジを要求される5弦や6弦などの多弦ベースにも最適です。
Providence B202 は国産のハンドメイドケーブルです。
Belden同様スタンダードの一つで故にどの楽器店に行っても置いてありますし、各方面で定評のあるProvidenceですので安心感もあります。
B202は低中域のレスポンスが良く太く感じられ多弦ベースとも相性は良さそうです。
太く丸くという輪郭ですが特にぼやける事もなくハイの出音もギラギラせず落ち着きがある印象ですので出音は非常に気持ちがいいです。
音に厚みがでますので粘りのある音作りが好きな方にはハマるかもしれません。
入門セットなどで付属するシールドケーブルからの買い替えにもオススメです。
Oyaide – FORCE’77G
FORCE ’77G はギター本来の出音を損なうことなく、あくまでケーブルとしての役割を果たすべく、様々なシチュエーションでの使用を想定し且つ、細部に渡り綿密な設計が施された、高性能エクストリーム・ライン・ケーブルです。
FORCE’77はギター用に作られたケーブルですが、ベースでも全然使えます。
ノイズに強く音の分離も優れています。輪郭もわかりやすく高音域に艶がでますので音がやや前に出てくる印象です。
低音も損なっている事もありませんし、ミドルもしっかり出ています。
コードで弾いた時の分離感も良く、個人的にレコーディングで使いたいシールドケーブルです。
宅録などの環境でも頼れるシールドだと思います。
MONSTER CABLE – M BASS2-12A
低音域を失わない迅速なトランジェントと広いダイナミックレンジを可能にします。
大人の事情でしばらく市場から姿を消していたモンスターケーブル。
ニューパッケージと価格改定により以前より安価に入手出来るようになりました。
パリッとした音の立ち上がりが印象的でメリハリがあります。スラップやタッピングなどの奏法、音作りで言うドンシャリと相性が良さそうです。
適度なコンプ感とアタックをしっかり強調できるシールドですね。
Nu-Clear Custom Sound – XC00 Nu-tral
現代的なクリアで迫力のあるサウンドをお求めの方、近年のデジタルマルチアンプなどの機器をお使いの方にお勧めです。
メーカーページにもあるようにより現代的なサウンド、トーンを狙ったシールドケーブルです。
ベース用シールドと言う事もありませんが、特に癖もなく音像もクッキリしていて扱いやすい印象ですのでジャンルや場面問わずオールマイティに使えるでしょう。
クリアでバランスの取れたシールドケーブルですので是非一度試して欲しいところでもあります。
今のところWEB販売のみですが、長さやプラグ形状など好みの仕様を注文できます。この辺りも現代的ですね。
時代の変化にフィーチャーしたニュースタンダードではないでしょうか。
オールドスクールなサウンドを狙ったXC66も気になるところです。
是非一度書下記WEBページをご覧ください。
シールドで音の変化が全くなければもっと他の事に気を回すことが出来ますが、この”シールド一つ”でも音は変わってきます。
アンプでしっかり鳴らせる環境で数本を交互に試すとかなりわかりやすいですね。
それと忘れてはなりませんがシールドは消耗品です。
断線したりプラグが破損してしまえば買い替える必要があります。
絶対壊れないシールド、、、とかあればいいのに。
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