“ピックアップ・フェンス”とは!?

ピックアップフェンスはモダンなパーツに思いガチですが、意外にも歴史のあるパーツなのです!

ピックアップフェンスとは1951年に登場するFender Original Precision Bassが起源となります。

ピックアップの真上に位置する金属のカバーみたいな物です。

元々ピックアップフェンスは剥き出しになっているピックアップの保護と(当時はピックアップカバーが存在しなかった)その上に手を置き、演奏することを想定したパーツとして開発されたパーツでした!これはFender社のElectric Bassには純正で付いていたパーツです!

57年にOriginal Precision Bassは形を変え、今の馴染み深い”プレべ”の形になります。

ピックアップフェンスも同時に形を変えていますね!

そして60年にFender社からJazz Bassが発売!

Jazz Bassのピックアップはスマートなシングルピックアップになっているのでピックアップフェンスも”プレべのそれ”よりもひと回りスマートになっています!


ですがこの時点でのピックアップフェンスは51年からのOriginal Precision Bassと役割は変わっていません。

むしろ邪魔だと感じる人が続出して外してしまう人の方が多かったそうです。

その為、ピックアップフェンスは廃れつつありました。
ですが、ピックアップフェンスは現在も廃れずに残っています!ビンテージ・シリーズはは勿論、モダンなベースにも標準装備されているものも存在しています!

それは一概にはこれと言えた事ではありませんが、とある人物の影響が大きいと考えられます!

それは”Perfect Guy”や”Jack of All Trades”と呼ばれている”Marcus Miller”の影響です!

彼は、得意とする”スラップ奏法”にピックアップフェンスを巧く利用しています!

サムピングの際に親指の付け根をフェンスに叩きつけ、その反動を利用してサムを行います!

この事で、サムピングを楽に、粒立ちも揃いやすく、アタックの音量もしっかり稼げます、叩きつけた反動を利用するので、あまり力を必要としないので、右手の体力を無駄に消耗する事も解消できます!スラップ奏法に新たな可能性を見出したと言っても過言ではありません!

その影響もあってか、ピックアップフェンスをスラップ用に付ける人も表れ、現在でのピックアップフェンスの役割はほぼ、スラップをする為のパーツとなっています!
しかし、課題はやはり、フェンスがフロントピックアップ上に位置する事から、甘く、深みの出るフロントピックアップ上でのフィンガープレイが出来なくなる所でしょう。

その所為もありピックアップフェンスはベースの必須パーツとして確立している訳ではありません。ですが上手く使いこなす事ができれば、頼れるパーツになるでしょう!
その事も考慮してAtelierのパーツからは、必要最低限の面積で邪魔になりにくいフェンスが発売されています!

ESPからもちょっと歪な形のフェンスが登場しています!

これは直線ラインではなく、フィンガー奏法の邪魔になる部分をカットする事でフィンガープレイの向上を計った形になっています!

そして従来のピックアップフェンスでは、フェンスと弦との距離が離れ過ぎており、サムピング時に多少の違和感がありましたが、高音弦側を低く設定することで、違和感を解消しています!

以上の用にピックアップフェンスでもフィンガープレイを考慮したモノもあります!

これまで、ピックアップフェンスを使った事がない方も、肌に合わないと思い使用を諦めた方も、今一度試しては如何でしょうか!?

新しい発見があるかもしれません!

Bass-info!

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