マーカス・ミラーが参加した名盤!

”パーフェクト・ガイ”ことマーカス・ミラーに期待することとはなんだろうか。

クレイジーなスラッピング、センスある音使いのタッピング、真似したくなるようなクールなフィル、ファンキーなリフ…マーカスの好きな所を上げたらキリがないですよね!

しかし今回はマーカス・ミラーとしてではなくミュージシャンズ・ミュージシャンとしてのマーカスミラーについて少し触れて行きたい。

ベースマガジン7月号のインタビュー記事で”「ソロもバッキングも同じぐらい集中している」”みたいなことを言っていたのを思い出し「そう言えばマーカスってどんなバッキングしてたっけ?」と目立つ部分しか見てないのがバレバレな事を考えていたのでマーカスのバッキングを一緒に聴き返してみましょう!

ということで、ここはあえてマーカスが他のミュージシャンのアルバムにベースで参加した名盤を紹介したいと思います!

1981年 Miles Davis / The Man With The Horn

 

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1981年に”Miles Davis” のアルバム”The Man With The Horn”にベースとして参加、”ジャズ”というよりかはフュージョン色が強いアルバムだ。

モダンジャズの帝王とも呼ばれるマイルス・デイヴィスのバンドに起用されたマーカス、普通なら凝り固まってしまう所ですが、ソツなくこなしつつも結構ノビノビ演奏してるのがわかります。

最後の曲はセッションの様なインスト曲で意外と聴けないマーカスの本格的なウォーキング・ベースも収録、常人なら事故不可避な際々な演奏で聴いていて面白いです。

実は賛否両論のアルバムですが、結構価値のあるアルバムだと思います。珍しくマーカスのミスタッチらしき音源もありますので、探してみてください笑

 

1981年 Apple Juice / Tom Scott

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1981年1月に行われたライブ音源を収録した名盤”Apple Juice”ジャケットがなんとも印象的ですね!

ドラムスにスティーブ・ガッド、ギターにエリック・ゲイル、キーボードにリチャード・ティーなどアメリカを代表するセッションマン・スタジオミュージシャンが参加する中マーカスは当時21歳。しかし二十代前半とは思えない落ち着いたベースプレイで今でもみられる手癖とも思えるドリアン・スケールを用いたベースラインも随所にみられ、聴いた瞬間に”マーカスの音”とわかる耳触りの良い音色も相まってアンサンブルをまとめ上げている。

マーカス・ファンには是非聴いて欲しいアルバムです!

1989年 Spellbound / Joe Sample

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バックにはドラムスにOmar Hakim、ギターにMichael LandauベースにMarcus Miller, John Pena(M3), Nathan East(M6),  Chuck Domanico(M10),が参加している。

アルバムの一曲目”Seven Years Of Good Luck”はマーカスの作曲と言われています。このアルバムはジャズ・フュージョンながらもかなりポップでジャズ・フュージョンを聴いたことのない人でもスッと聴けるのではないだろうか。

マーカスの色が強い曲をピックアップするなら比較的動きのあるベースラインだなと感じる4曲目の”All Good’s Children”ベースがコードプレイをするがボトムエンドは保ちつつもピアノの空いたミドルを埋めるようにコード感をだしています。ここはやはりセンスと経験が生んだプレイではないでしょうか。バッキングでもスラップはしているもののリズムに寄りそったプレイで周りとの調和を意識したダイナミクスのつけかたは流石の一言!

私自身、お気に入りのアルバムです!

↓Sadowsky 5stを使うマーカス。

1994年 Tenderness / Al Jarreau

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マーカス・ミラーの手によりプロデュースされたAl Jarreauのスタジオライブアルバム、マーカスによってプロデュースされたからこそマーカスの思う「ベーシストはこうあれ」という思いの感じ取ることのできる一枚。

どの曲を聴いてもベースはバッキングに徹しています。これも曲を全体的に見据えているからなのでしょう!自分のプロデュースならもっとベースに自由度があってもいいと思うくらいです笑

しかしマーカスらしさがうかがえて聴きごたえのある一枚です!

1980年 Winelight / Grover washington Jr.

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言わずと知れた名盤、Grover washington Jr.Winelight。マーカス・ファンならこのアルバムは欠かせないだろう。

参加メンバーにはスティーブ・ガッド、エリック・ゲイル、リチャード・ティーも見られる。

このWinelightのアルバムの凄いところは全体を通してキャッチーで耳に残りやすい、そしてベースはと言うと音数は少ないながらもファンキーでそのニュアンス、表現力、ダイナミクスは素晴らしく、猛練習したほど…笑

そしてこのアルバムのキラーチューンである”Just The To Of Us”は大げさかもしれないが今聴いても新しいと感じます。

というのも個人的な見解ですが、この”Just The To Of Us”の ⅥM7ーⅤ7ーⅠm7ーⅦm7-Ⅲ7のコード進行は現在の音楽シーンでも頻繁に使われています。コードだけ聴いて「ベースを入れて下さい」と言われたら白玉を入れてムードを出したいのがセオリーかも知れません。

しかしマーカスはスライド奏法で9thを入れ、際立てながらもムードを保っています。

いまだに使われるコード進行にオリジナリティなベースライン…”新しい”理由です。

ベーシストは必聴願います!!!

 

 

どのアルバムを聴いても、派手なプレイをしたり何かしてやろう…というありがちな事にとらわれずにいかにアンサンブルを尊重し、曲を完成へと導けるか…余計な事はせず、やっていい時にはとことんやる…それがマーカスの美学なのではないでしょうか。

最後はお気に入りの動画でお別れといきましょう!

 

 

 

 

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