ベーシスト ”細谷紀彰”氏を覗く!

今回はプロフェッショナル・ベーシスト監修記事第二弾!

国内では勿論のこと、海外でも数多くの音楽に携わる国内外問わず活躍されている素敵なベーシスト”細谷 紀彰”さんについて記事にしました!

今回も贅沢にも御本人の監修、御協力を得てこの記事を成しえる事ができました!

ただの紹介記事に止まらず軌跡や使用機材、ベーシストなら気になる質問も恒例のQ&A方式で御答えを貰っています!正直、内容が面白すぎて心踊りました!そしてとても勉強になりベーシストとしてのモチベーションを急激に跳ねあげてくれます!

隅から隅までとても興味深い記事となっておりますので最後までお楽しみ下さい!

目次

 

 

Wurstkäse

細谷 紀彰氏と言えばまず最初に思い浮かべるのは今HOTで話題沸騰中であるベース・デュオ”Wurstkäse”ではなかろうか。

Bass-info!でも過去に一度記事に起こしています!が、HOTな話題はいくつあっても飽きないだろうと思いここでもう一度触れたいと思います!

ベースデュオ、「Wurstkäse」

 

Wurstkäseとは。

 

 

ドイツはベルリンにて6年間アーティスト活動を続けて帰国したベーシスト、細谷紀彰。 ピアノトリオでアメリカツアーを経たベーシスト、森田悠介。 この2人のベーシストが意気投合し結成された、まったく新しいベースデュオのプロジェクトです。

ちなみにWurstkäseはドイツ語で「ソーセージ・チーズ」と言うようです!

なぜこのようなプロジェクト名になったかというと、
細谷紀彰氏・森田悠介氏のそれぞれのフィールドで活躍していた2人が
人生のあるポイントで、ドイツはベルリンで出会い、そこで意気投合して結成されたという点が大きいです。

もともと森田は自身のソロプロジェクト「CHEEZENESS」(チーズネス)を抱えており、

対して細谷は、ドイツはベルリンで6年間アーティスト活動をしていたので、

2人のエッセンスを持ち寄った名前となりました。

 

プロジェクトのきっかけ

 

エレクトリックベースという楽器は、そもそも普通はバンドの土台を支える縁の下の力持ちのようなパートなので、なかなかベーシスト同士が一緒にプレイすることは多くありません。

しかし、森田と細谷の2人に共通しているのは、エレクトリックベースを通して、通常の役割を超えた、メロディやコード、インプロヴィゼーション(即興)などのアプローチに及び、楽器本来の制限を飛び越えた表現を追求しているという点です。

そして、2人とも作曲家でもあるので、ベースを作曲のツールとして使い、今までになかった景色を表現したい、という思いがありました。

そこでお互いの曲を持ち寄り、何度かライブを重ねてきました。

すると、見事に面白い音楽が生まれました。

鳴っている楽器は2人のエレクトリックベースだけとは思えない色彩感、そしてボリューム感。

2人の縁を繋いだきっかけでもある、オランダの職人Nikola Adamovic (ニコラ・アダモビッチ)の製作した6弦ベースによる、まるでクラシック楽器やアコースティック楽器を思わせる独特な音色もまた、2人の音楽に色彩感を与えてくれています。

↑細谷氏

↓森田氏

 

クラウドファンディング

そして2017年に入ってからWurstkäseの名前を良く聞くようになりました。それもそのはずWurstkäseが本格始動を開始、その活動資金を募るクラウドファンディング(ファンによるアーティストの出資支援)をウェブ上で試み、エレクトリックベースの新たな可能性を探求した1stアルバムCD完成を目指します。

ベーシストだけでは止まらず各ミュージシャンの中で話題となりました。

 

支援額は3,000円から10,0000円までと額に応じて素敵な特典がリターンとして戻って来ると言う内容でした!

3,000円

●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)

 

5,000円

●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●CDのスペシャルサンクス欄にあなたのお名前をクレジット(掲載はアルファベッド表記。希望により無記名、ニックネーム可)
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)

 

8,000円

●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●CDのスペシャルサンクス欄にお名前をクレジット(掲載はアルファベッド表記。希望により無記名、ニックネーム可)
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)
●アルバム収録楽曲の楽譜、リードシートのセット

 

10,000円

●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●CDのスペシャルサンクス欄にあなたのお名前をクレジット(掲載はアルファベッド表記。希望により無記名、ニックネーム可)
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)
●アルバム収録楽曲の楽譜、リードシートのセット
●”WURSTKÄSE” 1st album 高音質ハイレゾWAV音源入りオリジナルUSBメモリー

 

30,000円

●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●CDのスペシャルサンクス欄にあなたのお名前をクレジット(掲載はアルファベッド表記。希望により無記名、ニックネーム可)
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)
●アルバム収録楽曲の楽譜、リードシートのセット
●”WURSTKÄSE” 1st album 高音質ハイレゾWAV音源入りオリジナルUSBメモリー
●森田、細谷によるベースクリニックイベント(都内スタジオにて、2時間の内容を予定)

 

50,000円

【団体様にオススメのコースです!】
●メンバー2人からの直筆サイン入りお礼状
●CDのスペシャルサンクス欄にあなたのお名前をクレジット(掲載はアルファベッド表記。希望により無記名、ニックネーム可)
●”WURSTKÄSE” 1st album CD (サイン入り)
●アルバム収録楽曲の楽譜、リードシートのセット
●”WURSTKÄSE” 1st album 高音質ハイレゾWAV音源入りオリジナルUSBメモリー
●森田、細谷によるクリニック&ライブイベント
※地方、遠方での開催をご希望の場合は、別途交通費・宿泊費をお願い致します。
開催場所などにつきましては、個別でご相談させてください。

 

100,000円

【こちらは、特別コースです】

もしも。このプロジェクトページを訪れて下さり、
「無条件でも支援したい、そして作品を完成させて欲しい」
そんなお方が世の中にいらっしゃるのだとしたら。
音楽家にとってそんなありがたいことはありません。
そのご恩を忘れることなく、今後ベースを弾き続けるための糧とさせて頂きます。
このコースをお選び下さった方には、2人から個人的に「感謝の気持ち」をお伝えさせて頂きに伺いたいと思います。もちろん、完成した作品も全て受け取って頂きます。

 

※このプロジェクトは、2017/02/09に募集を開始し、目標額である300,000円を大幅に上回り727,000円の資金を集め、2017/03/30 23:59に募集を終了しました!

 

そしてリターンの特典も続々上がってきている模様!

控えめに言っても素敵なグッズの数々!

 

 

・Wurstkäse 1st album.

 

・Wurstkäse 1st album全曲掲載スコアです。

 

 

・WurstkäseオリジナルデザインUSBハイレゾ音源WAVデータ入りUSBメモリー

 

これらの特典を一般販売も行うと言う噂も!?

 

 

BassTheWorldでも

 

ベーシストの皆さんなら一度は目にしたこともあるでしょうBassTheWorldに日本人初の個人では唯一の動画がUPされています。

 

ADAMOVIC HALO 6 HOLLOW BODY BASS

 

ADAMOVIC HALO 5 FRETLESS BASS

 

NORIAKI HOSOYA – CHORD SOLO BASS

 

 

動画で演奏されていたADAMOVIC HALO 6 HOLLOW BODY BASSとADAMOVIC HALO 5 FRETLESS BASS。

 

 

経歴

参加したバンドやサポート、海外での演奏、そして現在

 

2002年、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学に入学。
ベースをMatthew Garrison、David Buda各氏に、作・編曲をGreg Hopkins、Ken Pulling各氏に師事。
2005年同校Outstanding Performer Awardを受賞後、2006年パフォーマンス科、ジャズ作曲編曲科を卒業。

2010年よりドイツ・ベルリンを中心にヨーロッパで活動。
2011年シンガーのRachelle Jeanty(ex.セリーヌ・ディオン)のバンドのベーシストとミュージカルディレクターを兼任。
2012年、ドイツのピアノトリオ・Falk Bonitz Trioの一員として、
在ジョージアドイツ大使館主催の文化交流イベント「ドイツウィーク」に出演。
ジャズを中心に、ファンク、R&B、ポップス等、様々なジャンルのベースラインやグルーヴに精通。

これまで、2009年に日本でのリーダーアルバム「Noriaki Hosoya Trio Landscapes」をリリースしている他、
2015年よりFalk Bonitz Trioのアルバム「Marzsonne」がドイツ語圏及び日本で発売開始。
2016年、ヨーロッパのメンバーとレコーディングしたアルバムをリリース予定。

オランダの楽器メーカー「Adamovic」、同じくオランダのアンプメーカー「Vanderkley」、
ポーランドの楽器ケーブル「DL Cables」のエンドース・アーティスト。

2016年、日本に完全帰国。東京に活動の拠点を移す。

これまでに拠点としていた日本、アメリカ、ドイツの他、イギリス、オランダ、ベルギー、イタリア、ルクセンブルグ、
オーストリア、ジョージア、イスラエル、(※)トルコでの演奏経験を持ち、日・英・独3カ国語を駆使して国際的に活動中。

 

【主なフェスティバル、スタジアム出演歴】

・定禅寺ジャズフェスティバル(2009年、Freedom Trailで出演。日本、仙台)

・すみだジャズフェスティバル(2010年、Noriaki Hosoya Trio Landscapesで出演。日本、東京)

・22. Zappanale(2011年、Hot Fur及びTerence Hansen Bandで出演。ドイツ、Bad Doberan)

・Blues’n Jazz Rallye(2012年、Ro Gebhardt Groupで出演。ルクセンブルク)

・Deutsche Woche(2012年、Falk Bonitz Trioで出演。ジョージア、Batumi)

・Musikforum(2012-2015年、Rachelle Jeanty Bandで出演。2015年のみFalk Bonitz Trioで出演。オーストリア、Klagenfurt)

・Kenako Afrika Festival(2014年、Rachelle Jeanty & the AfroJazz Experienceで出演。ドイツ、ベルリン)

・Alafia(2014&2016年、Rachelle Jeanty & the AfroJazz Experienceで出演。ドイツ、ハンブルグ)

・Karneval der Kulturen(2015&2016年、2015年はAlain Missala Band及びWilly Sahel Bandで出演。2016年はRachelle Jeanty & the AfroJazz Experienceで出演。ドイツ、ベルリン)

・Afrika Karibik Festival(2015年、Alain Missala Bandで出演。ドイツ、バイロイト)

・Waldbühne(2015年、Opening for European Maccabi Gamesのオーケストラで出演。ドイツ、ベルリン)

・Afrikamarkt(2015年、Alain Missala Bandで出演。ドイツ、Steinhunde am Meer)

・21. Brandenburg Jazz Festival(2016年、Mitch & the Alivesで出演。ドイツ、Brandenburg)

・13th Alanya International Jazz Days(2016年、Rachelle Jeanty & the AfroJazz Experienceで出演。トルコ、Alanya)

 

 

 

イベント&ニュース!

 

 

2017年6月25日(日)に下北沢のCom.Café音倉というお店でWurstkäse 1st albumリリース記念ライブを行います!

 

2017/6/25(日)
会場:下北沢Com.Cafe音倉

http://www.otokura.jp/

<出演>
細谷紀彰 (E.Bass)
森田悠介 (E.Bass)
大槻”KALTA”英宣 (Drums)ゲスト
佐藤芳明 (Accordion)ゲスト
相澤圭 (EFX)ゲスト

開場: 18:00
開演: 19:00 終演:21:30 (予定)

料金:予約2700円、当日3200円
(+要ドリンクorフード1オーダー)

予約:otokura.jpのウェブサイトより、Scheduleページの6/25詳細欄「メールで予約」ボタンで 送信!
もしくはTEL03-6751-1311(音倉)

<会場住所>
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F
京王線・小田急線 下北沢駅 北口・西口1 より徒歩1分

6/25 ライブ会場にて
1st album「WURSTKÄSE」
先行発売開始!
グッズも発売!
『食べるブルストケーゼ』もあり〼!

 

FB イベントページ: https://www.facebook.com/events/425380491179678

 

AmazonでもwurstkäseのCDが予約販売発開始!2017年7月2日より店頭に並びます!

Amazonで予約購入する

 

 

ミニツアー決定!!!Wurstkäseミニツアー2017!

920日(水)静ライフタイム
9
24日(日)大阪D3
9
25日(月)名古屋スタアイズ

 

詳細は追って告知!

 

 

また、6月末にドラマー柿崎幸史のリーダープロジェクト、Creative Jazz TrioをピアニストAYAKI氏(TRIX)と共にレコーディング予定。このバンドでは8月に東北ツアーも企画中。

 

2016年の渡欧時にブダペストでハンガリー人ピアニストGabor Csordas氏とのピアノトリオをレコーディング済み。現在リリース先を検討中。

また、2017年春にはベルリンでFalk Bonitz Trioの2nd albumに収録される予定の3曲をレコーディング済み。

収録曲の一部をvimeoからのビデオクリップで紹介。

https://vimeo.com/212375310

 

「Noriaki Hosoya European Trio / Eye Of The Day

 

ベルギーでレコーディングしてきたリーダーアルバム、「Noriaki Hosoya European Trio / Eye Of The Day」がいよいよwurstkäseのCDと同じく2017年7月2日(日)にリリースされます!

以下CD紹介文!

世界を股にかけ活するコンテンポラリジャズシスト彰。バクリ大学在学にヨロピアンジャズに魅了され卒身渡独。6の活て制作したヨロッパ初収録アルバムが音源化。地のミュジシャンと共にベルギブリュッセルでレコディングを行い欧州の澄み切った空感もそのままパッケジング。世界を渡り目にした景色をいたオリジナル曲を中心にロピアンジャズの点から解された「My Favorite Things」を収録。ベシスト/コンポとしてのルツをつめ直す事が出来たと本人がるように彰の内面を音にトレスしたような色彩やかな1枚となっている。」

 

現在予約受付中!

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過去の作品

・音楽から見える風景、聞こえてくる物語。Noriaki Hosoya Trio Landscapes!

ヨーロピアンジャズスタイル・ピアノトリオ「Noriaki Hosoya Trio Landscapes」1stアルバム!!

Noriaki Hosoya Trio Landscapes
2007年結成。ヨーロピアンジャズの流れを汲んだコンテンポラリーなピアノトリオとして、静岡のイベントに出演。好評を博した後、2008年より都内での活動を再開する。
三位一体となって繰り広げるインプロヴィゼーションや、物語性のあり、まるで何かの景色が見えてくるような洗練された曲により、聴く人を興奮と感動に包み込む。
2009年、待望の1st CDをレコーディングし、自主盤CD “Noriaki Hosoya Trio Landscapes”としてリリース。何度もテストレコーディングを繰り返し、ドイツ製のアナログテープレコーダー”Telefonken”でのレコーディングに拘り、アナログならではの豊かで暖かいサウンドと、ECMなどのヨーロピアンジャズの影響を受けながらもオリジナルの音楽性により、各所から高い評価を得ている

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 Falk Bonitz Trio / Märzsonne

 

 

 

激しくもロマンチック、躍動感溢れる旋律は実にドラマチック。
ヨーロッパ発最先端ピアノ・トリオ!

ドイツ・ベルリンを中心に活動中のファルク・ボニッツ・トリオのファースト・アルバム!

クラシック音楽や古典文学を背景に、ドイツ、日本、イスラエルと出身国の違う3人の独自のフィルターを通したイマジネーションが混ざり合い、現代的なコンテクストへと昇華されており、「Lyric, Latin, Jazz」の文字通り、叙情的でもあり情熱的な楽曲に心を揺さぶられる。

構成そのものがロンド形式の“Rondo”、ブラームスやドビュッシーなどの印象派の影響を受けた“Marzsonne”(ドイツ語で「三月の太陽(日差し)」という意味)、チック・コリアやミシェル・カミロといったラテン・ジャズ色が濃厚な“Salome”、インタープレイが光る“Licht und Schatten”等、全6曲収録。

 

こちらはTOWER RECORDSさんのリンクから!

http://tower.jp/article/feature_item/2014/03/22/0104

 

 Kentaro Kaneko / Way to your heart

 

メジャー・アーティストのサポートやレコーディング等でも活躍するギタリスト・金子健太郎の2010年発売の1stソロアルバム。

ファンキーでメロディアスな金子氏の楽曲を、時にダイナミックに、時にメロディアスなベースプレイで支えています。

 

こちらもTOWER RECORDSさんから!

http://tower.jp/item/2752389/Way-to-your-heart

 

是非一度聴いてみて下さい!

 

Q&A

お待たせしました気になるQ&Aのコーナー!

内容が濃く、とても面白くなっております!

 

Q.1 数ある楽器の中でなぜベースを選んだのですか?

 

A.1 完全に消去法でした(苦笑)。

中学2年〜3年に上がる春休みにバンドに誘われたのですが、当時バンド内にギタリストが既に2人いたのでギターという選択肢は最初からなく、残されたのはドラムかベース。最初はドラムがやりたかったのですが、父に「ドラムは練習し辛いから他の楽器にしなさい」と反対され、最後に残ったベースを始めました。

ここでドラムを選んでいたら全く違う人生を送っていたかもしれません。。。

 

Q2. 影響されたベーシストは誰ですか?また、なぜ影響されたのですか?

 

A.2 僕が影響されたベーシストと言えば、何と言ってもEberhard Weber氏です。

僕のAll time favorite bass player / composerです。以前のBlue Note Jazz FestivalでPat Methenyが言及していたのが彼です。

自作の5弦エレクトリック・アップライトからのフレーズは、他にフォロアーがいない程ユニークで、アメリカでは絶対に演奏されないようなヨーロピアンな響き、フレーズに心を奪われて以来ずっと大好きなアーティストです。

ベース・プレイもさる事ながら、氏の作曲も大好きで、クラシックやミニマル音楽からの影響が見られる独特の世界観は、ベーシストとしてだけではなく、アーティストとして多大な影響を受けています。

2015年にはStuttgartで氏の生誕70年コンサートも観に行き、同年の他のイベントではサインももらい、一緒に写真も撮ってもらっている程大好きです。

 

その他のベーシストでは、ベースを始めた頃から順に、以下の通りです。

 

J (LUNA SEA)

音のセクシーさとステージ上での立ち姿のカッコ良さ。

 

Billy Sheehan

速弾きやライトハンドなどのテクニック。

 

John Myung (Dream Theater)

変拍子と、Billy Sheehanとは違ったタイプの正確無比なテクニック、そしてDream Theaterの楽曲からのドラマチックな世界観、彼がいなければ絶対6弦ベースを弾いておりません。

 

Jimmy Haslip (Yellowjackets)

楽曲の素晴らしさと、ベースのドライブ感。ベースラインを弾いている時でもソロを弾いている時でも太く「早い」音を出すイメージは氏のプレイからの影響が強いです。

 

 

Matthew Garrison

師匠の一人ですので(笑)。

最近はほとんどやらないですが、一時期全てのベースにフィンガーランプを付けての4フィンガー奏法などは、確実に彼からの影響です。今でもコードを弾く際には親指〜薬指までを使っています。

 

Richard Bona

ソロというよりは、ベース・ラインに回った時の音のしなやかさや「バネ」のようなグルーヴ感は、Jimmy Haslipの欄にも書きましたが僕の演奏の中での一つの指標となっています。

 

アフリカ人とアフロ・バンドで演奏した際に「お前はカメルーン人か!?」と言ってくれたので、少しはBonaのプレイのエッセンスも吸収出来ているのかもしれません。

 

Jaco Pastorius & Hadrien Feraud

Jaco Pastorius

 

Hadrien Feraud

 

ジャズでエレベを弾く際には絶対に避けて通れない2人だと思います。

ソロの内容なども二人とも頭3つくらいその他のベーシストと比較しても抜けていますが、特徴的だと思うのがグルーヴの出し方です。

Jacoのフレーズは、現代の「バカテク系ベーシスト」のスタンダードで言えば決してコピー不可能というほど速い訳ではありませんが、あのグルーヴ感とフィールは真似出来ないです。

そして、現在のベース・スタイルを築き上げたJacoのスタイルを現代の解釈でさらに独自のキャラクターを追加しているHadrien Feraudにも頭が下がります。フレーズがカッコいいのは当たり前ですが、彼も「スピード感(勿論、実際の速度も速いのは間違いないですが)」の人だと思っています。

 

 

Q3. ベースを練習する際に意識している事、気を付けている事はなんですか?

 

A.3・バランス良く練習出来ているか。

・目的意識を持って練習しているかどうか。

・(演奏、レコーディング等がある際には)準備は万端か。

 

練習には大きく分けて

  • 得意分野を伸ばす練習

  • 苦手分野を克服する練習

と2通りあると思っています。

 

得意分野を伸ばす練習の方が、苦手分野の練習よりも弾いていて楽しいので、好きな事ばかり練習しがちですが、なるべく苦手な事もバランス良く練習するように心がけています。

 

苦手分野を克服する時の練習はある意味目的意識を持ちやすいと思いますが、得意分野の練習をする際にも、どうすればその分野をもっと良く出来るのか、今の練習が自分にとってなぜ必要で、どういう効果を得たいかという事を意識して練習するだけで、練習内容の身に付き方が全然違います。

例えば、クロマチック・スケール等のフィジカルを鍛える練習も、これは自分のフィジカルを鍛える練習だ、としっかり意識して弾く事さえ出来れば、テレビを見ながらの練習などもアリだと思います。

 

ライブやレコーディングが近い時などは、それに向けての練習も必要になってくるのですが、僕は極力曲を覚えられるように頑張っています。

もちろん、全てを暗記するのはとても大変ですが、譜面が目の前に並んでいるけど見ていなくても何となく弾けて、譜面はガイド的に置いてある(もしくは全曲ちゃんと暗記している)という状態が僕の理想です。

 

……などと偉そうに書いておりますが、僕もピック弾きとスラップは苦手なので、克服しなければ、なんですけどね。

 

Q4. 海外で(ヨーロッパ)で演奏する事、ヨーロッパに拠点を移す事になったキッカケを教えて下さい!

 

A.4 これはもう単純に、昔からずっと好きだったジャズ・レーベルECMの本場、ヨーロピアン・ジャズの本場に行こう、あわよくば、影響されたベーシストの欄でも紹介したEberhard Weberに会えたらいいな、という思いからです。

20 代の時にドイツのワーホリ・ビザを取得して、そのまま6年間ベルリンに滞在しました。一度、大学でアメリカに行っていたので、海外にもう一度行く、というハードルが気持ち的に低かったのだと思います。

 

Q5. 歌ものでベースを弾く時に気を使う所を教えて下さい!

 

A.5 歌ものでの演奏の際には、シンガーが気持ちよく歌えているか、ちゃんと歌に寄り添えているか、という事により気を使い、所謂インストもののライブを比べると、より「アレンジ」に近いベースラインを弾いているかもしれません。

ただ、メロディーに気を使う、アンサンブルの気持ち良い所にいる(ベースの場合は主に最低音部)というのは歌もの/インストもの共通ですので、そういう意味では気をつける事は大きくは違わないのかもしれません。

この事は、まさに先日僕のブログ内でもまとめたので、そちらもご参照下さい。

Noriaki Hosoya 公式ブログ

 

 

Q6. 細谷さんのようなキャリアを築くには、これからどのような行動をすればよいですか?アドバイスを貰えたら幸いです!

 

A6. アドバイスだなんて、恐れ多くて何も語れないですが、強いて挙げるとすれば、

 

演奏面に関しては、自分がどんなミュージシャン、どんなベーシストになりたいかをなるべく早くイメージする事。

自分が何を演奏したいかによって、自分のすべき練習方法や伸ばしていく(または克服していく)分野が明確になるので、自分のイメージに近付く練習を焦らずしていく事。

 

そして、自分のやりたい事、実現したい事への直感を信じて迷わず行動する事。

 

後は、英語は何かと便利ですので、最低限喋れるととても便利だと思います。

今はインターネットで何でも調べられる時代ですので、英語に限らず、母国語+αの言語が出来ると情報収集の幅が広がります。

 

【所有機材】

ベース

・Adamovic Halo 6string

 

2013年に入手して以来のメインベース。古いブログに詳しいインプレを載せています。

http://blog.goo.ne.jp/noriakihosoya/e/7bbffad0778dc31f5879ef79112d9e4b

 

入手してから4年程経ちましたが、不動のメインベースです。アーティスティックな演奏をする時は常にこれを弾いています。

オイルフィニッシュなので、弾いていて右腕が当たる所が見事に経年変化してきています。それもまた味ですね。

 

弦高はこのような感じです。

 

 

 

 

・Adamovic Eclipse 6 string fretless “Contrabas”

 

2016年入手。こちらも詳しいインプレは古いブログに載せてあります。

http://blog.goo.ne.jp/noriakihosoya/e/08c7f009bb48dce7fb94e81aee078703

 

入手後、一年と少し経ち、少しずつではありますがコントロール出来るようになってきました。

「えせフレットレスプレイヤー」としては、メインのフレッテッドに近い弾き心地の楽器を使える事はとても助かっています。フレットラインがある事によっても、視覚的にフレッテッドに近い感覚で弾けます。もちろん、音程などは気を使わないといけないですけど、ベースを手に取るハードルが少し低くなる気がして助かります。苦笑

 

こちらも弦高は写真を参照。

 

 

 

・Fender Japan Jazz Bass 4string

借り物です。苦笑

歌もののライブやレコーディング等、所謂「普通のベース」が求められる時に大活躍しています。

ポジションマークが指板に入ったベースもこれしかないので、レッスンでも大活躍しています。

 

 

 

・Maruszczyk Instruments ELWOOD 5string

ジャズベタイプの5弦。ヨーロッパから完全帰国する時に購入してきました。

借り物のFender Japanがそこそこ良いので、これは専らサブ機と化してしまっております。

 

 

・Ken Smith Black Tiger Elite 6string (左)

レコーディングやライブでも度々使用!

 

 

その他にも

・Michael Grass コントラバス

・Knooren 6string fretless

 

海外の、特にヨーロッパのブランドが目立ちますね!

アンプ

・Aguilar Tone Hammer 350(ヘッドアンプ)

・Vanderkley Amplification 112EXT(キャビネット)

・Vanderkley Amplification 210MNT(キャビネット)

 

AguilarのTone Hammer350は、VanderkleyのヘッドアンプSpartanが日本に正式に入ってきたら、そちらに乗り換えたいです。(Spartanの音は、冒頭で紹介しているFalk Bonitz Trioの動画で聴けます: https://vimeo.com/212375310

Vadnekley Amplificationのキャビネットは、軽量にも関わらずクリアでワイドレンジな音を再生してくれます。

単体で鳴らしたら、10インチスピーカー2発の210MNTの方が音は「速く」、112EXTの方が音の重心が少し低いイメージです。

一つ一つでも鳴らせますが、二つを組み合わせると極上のサウンドです。

 

 

・Vanderkley Spartan

 

エフェクター

 

 

上段左より、

Aguilar Tone Hammer(プリアンプ)

Aguilar Octamizer(オクターバー)

T.C.Electronic Ditto Looper(ルーパー)

BOSS Digital Delay DD-7(ディレイ)

Sonic Research Turbo Tuner (ST-200)(チューナー)

Rodenberg Amplification GAS728B(ブースター&ディストーション)

Xotic Robotalk2(オートワウ)

Trial BS-3(ベースの持ち替え時のラインセレクター)

 

使用頻度がいちばん高いのは、チューナー。笑

普段あまりエフェクトを使うタイプではないので、必要に応じてその日に使用するものを選んでいます。

 

・DI

 

Radial JDI

 

・ケーブル

David Laboga Cables Perfection Gold in Black series

これもドイツ在住時に手に入れたケーブル類です。未だにメインで使用中。

 

・ストラップ

 

Richter Straps Beaver’s Tailを2本所有。写真はそのうちのAdamovic Halo専用ストラップです。

代理店のover the fieldのブログ内でインプレを紹介していただいております。

http://blog3.otf-bass.com/?page=2&month=201705

 

 

・egger  (耳栓)

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ドイツ在住時に、耳型を取ってもらって作った特注の耳栓です。

どの帯域もキレイに-15dbで聞こえるので、演奏終了時(特にドラムと一緒に演奏する場合)の耳の疲れ方が全然違います。

また、部屋鳴りを押さえてくれる効果もある気がするので、アンサンブル全体の音量が下がって聞こえて、モニターがしやすくなる気がします。

ミュージシャンにとって耳は命なので、長く演奏し続けるために耳は守っていこうと思います。

 

現場で大活躍しています!

 

 

 

 

 

【プロフィール】

細谷紀彰(ほそやのりあき・ベーシスト)

細谷紀彰(ほそやのりあき・ベーシスト)

 

1982年静岡生まれ。

14歳よりベースを始める。

高校時代、Teens Music Festival静岡大会にて2000年、2001年と2年連続でベスト・ベーシスト賞を受賞。

2002年、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学に入学。ベースをMatthew Garrison、David Buda各氏に、作・編曲をGreg Hopkins、Ken Pulling各氏に師事。2005年同校Outstanding Performer Awardを受賞後、2006年パフォーマンス科、ジャズ作曲編曲両科をMagna Cum Laude(成績上位10%程度のものに送られる名誉の称号)で卒業。

2010年よりドイツ・ベルリンを中心にヨーロッパで活動。

2011年よりシンガーのRachelle Jeanty (ex.セリーヌ・ディオン) のバンドのベーシストとミュージカルディレクターを兼任。

2012年、ドイツのピアノトリオ・Falk Bonitz Trio の一員として、在ジョージアドイツ大使館主催の文化交流イベント「ドイツウィーク」に出演。

ジャズを中心に、ファンク、R&B、ポップス等、様々なジャンルのベースラインやグルーヴに精通。

これまで、2009年に日本でのリーダーアルバム「Noriaki Hosoya Trio Landscapes」をリリースしている他、2015年よりFalk Bonitz Trioのアルバム「Märzsonne」がドイツ語圏及び日本で発売開始。

オランダの楽器メーカー「Adamovic」、同じくオランダのアンプメーカー「Vanderkley」、ポーランドの楽器ケーブル「DL Cables」のエンドース・アーティスト。

2016年、日本に完全帰国。東京に活動の拠点を移す。

2017年、前年に出演したトルコのジャズフェスティバル、13th International Jazz Days in Alanyaがトルコ国営放送TRT Müzikにて放送される。

2017年、ベーシスト森田悠介とのベースデュオ・プロジェクトWurstkäseのアルバム

「Wurstkäse」がクラウドファンディング240%超を達成し、6月25日にリリース。

また、ヨーロッパのメンバーとレコーディングしたアルバム「Noriaki Hosoya European Trio / Eye Of The Day」を7月2日にリリース予定。

 

これまでに拠点としていた日本、アメリカ、ドイツの他、イギリス、オランダ、ベルギー、イタリア、ルクセンブルグ、オーストリア、ジョージア、トルコ、イスラエルでの演奏経験を持ち、日・英・独3カ国語を駆使して国際的に活動中。

 

【得意ジャンル】

ジャズ(コンテンポラリー、ECM等に代表されるヨーロピアン・ジャズ)

ファンク/R&B

ワールドミュージック(アフロ、ラテン)

 

【最終学歴】

2006年 バークリー音楽大学パフォーマンス科ジャズ作編曲科(Magna Cum Laude)

 

 

レッスン情報!

細谷さん自らが行っているプライベートレッスン!

個々のレベルに合わせて様々なレッスンを行ってくれます!

奏法からスケール、理論、わからなかったことや、わかってはいるが実際にどう楽曲に組み込んでいくか?などなど!細かい所までわかりやすく教えてくれます!

形態は完全な個人レッスン がメインですが、友人と一緒いにグループレッスンを受けたいという方はメッセージ送信フォームにて御相談下さい!

詳しくは下記HPにてご確認を!

 

細谷紀彰のプライベート・ベース・音楽レッスン norisbasslessons –

 

 

細谷さんの各SNSはこちら!

 

Eメール:noriakihosoya@gmail.com

Website:http://www.noriakihosoya.com/

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Twitter:@noriaki_hosoya

Instagram:@noriakihosoya

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回はボリューム満天の記事となっていて読みごたえもあったかと思います。最後まで読んで下さいました読者の皆様、ここまで親身になって御協力下さいました細谷さんに心から感謝しています!ありがとうございました!

次回もまた面白い記事を企画進行中!ではではまた!

 

Bass-info!

 

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